TRENDYが推奨するSDカード/ホスト機器の開発手法

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トレンディが提案するSDカード/ホストのソリューション

SDAで公認されたツールを弊社で開発・販売しています。
細かなエディションがありますが、大きく分けて三種類あります(図1)。

※クリックで拡大表示
三位一体の開発

1.Media Analyzer Premium Edition

ファイル・システムが規格に合っているかを調べるツールです。規格から外れた場合は、赤い文字で表示されますので一目瞭然です。
管理構造や、ディレクトリの深い部分にエラーが合ったとしても最上位まで赤く表示されますのでエラーがあるか無いかは誰にでもわかるように
なっています(図2)。

画面イメージ

このツールの最大の特徴としてはファイル・システムのチェックだけでなく、チェックした結果として表示されている表の状態から値を書き換えることで、それをSDカードに反映させることができます。この機能を使えば、規格書と少し値が違った場合には値を変更して書き換えて直すことも可能で、さらに正しいものを書き換えて規格外のファイル・システムの状態を作ることも、coverageを100%にすることも容易です。このMedia Analyzer Premium Editionの他にテストスペック144項目を検査するMedia Analyzer Test Tool もあります。


2.Media Image Manager

Media Analyzer Premium Editionでできない機能を補います。管理領域やファイル本体をSDカード内に自由な位置に配置するツールです。簡単な例では断片化の進んだ状態を作り出します。PCで断片化の進んだ状態を作るには結構な手間がかかります。また、PCのキャッシュで本当に断片の状態が思った通りになっているのかもはっきりしません。しかし、このツールを使うことで、断片化が多少進んだ状態や完全断片化の状態(FAT Entryを最大いくつ使うかまでのテスト)までのテストを行うことが簡単にできます。また、FAT Entryのリンクについても、大体昇順に、FAT Entryのリンクが完全に逆、ランダムにリンクする、などのこともできます。現時点ではそのような書き込みを行う機器がないが、規格では許可されている管理領域の設定などにも対応しています。通常そのような状態を作ることができないので見過ごしがちです。機器を作る前にテストデータを作ることができますので、開発時に役立ちます(図3)。

Media Image Managerの画面イメージ

exFATファイル・システムを編集している画面。3分割された画面のうち、左側は管理領域、右側はSDカードに書き込むファイルのディレクトリ・ツリー、下側はその配置編集画面(一般公開できないため文字はぼかしています)。このツールとMedia Analyzer Premium Editionと合わせて、規格の管理領域の値の範囲を上下に振った状況を作ることができるのがこのMedia Image Managerです。

    

3.SDカード性能チェックツール

このプログラムはファイル・システムとは関係がありません。SDカードの性能を測るものです。PCで測りますので、SDカードとPC向けのSDのReader/Writerの相性を測っているとも言えます。 またSDカード側もしくはReader/Writer側を固定させ、片方をいろいろ変えて測ることで機器 (またはSDカード)が優秀なのかを調べることができます。PC向けには、SSDやHDDのベンチ・マーク・プログラムがありますが、それをそのままSDカードの比較で使うことはナンセンスです。通常SDカードはSDの規格で使うことで一番パフォーマンスが発揮するように作られています。SDカードの価値は、容量以外に、転送レートの速さも重要で,値段も高いです。SDカード性能チェックツールは、SDカードの規格に合わせた計測をします。転送レートの速さ(スピード・クラス)の適不適が分かります。じつのところSDカードの規格では、スピード・クラスは最低保証の転送レートを意味しています。実際の転送レートは、SDカードに印刷されているスピード・クラスより速いものもあります。

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