SDXC規格に従ったSDXCカードデータを作ります

SDXCカードならびにホスト機器の製品開発および検証工程において必要な実際のユーザの利用を想定したテストデータを作成します。開発者専用です。

トレンディは、SDXCカードならびにホスト機器の開発及び検証工程において、実際にユーザがさまざまな状態で製品を使う想定でのテストデータの作成を行います。

ホストで書き込まれる実際のデータは、SDAで策定されたSD Part2 File System Test Specification Ver. 3.01に準拠する必要がありますが、大容量のSDカード内に同Test Specに準拠したテスト用のカードを作成することは人手では困難な作業です。SDXCカードならびにホスト機器の開発及び検証工程において高い品質を確保するためには、SDAの規格に従ったデータによるテスト及び検証が不可欠です。また今後市場に出回る製品の種類が増えて来ますと、他製品との互換性を保つことも重要となって来ます。

一方、SDAの規格に従った正しいデータをSDXCカード上に作り出すことは、現状64Gバイトのサイズのデータを作ることになりかなりの労力と知識が必要となります。
トレンディは「Media Image Manager64」を使って、SD Part2 File System Test Specification Ver. 3.01に準拠したさまざまなデータ管理方法による正しいデータをSDXCカード上に作ります。

このテストデータを使うと、テストデータを作成するための専門の知識が不要のため、簡単に利用することができ、テスト及び検証用データ作成の負荷を大幅に軽減することができます。また、規格違反を事前に防ぐことも可能ですので、品質の向上や開発期間の短縮に加え、他社製品との互換性向上に役立てることができます。

利用メリット

生産性の向上

テスト用のSDXCカードをホスト機器に挿入するだけで動作を確認することができます。
テストデータの作成に多くの費用と工数を費やす必要はありません。

品質の向上

SD Part2 File System Test Specification Ver. 3.01に準拠したデータですので安心してご利用いただけます。
また、このテストデータを利用することで品質向上に効果があります。


機能概要

  • 万一SDXCカード内のデータが壊れてもコピーして繰り返し使うことが可能です。

データの種類

  • exFAT に由来するもの
    ディレクトリ管理、FAT管理、複数FATなど。
  • SDXCカードの容量を正しく認識しない場合のフォーマットを行ったもの