exFAT File Systemとは
FAT16, FAT32の組込み用ファイルシステムもあります。すべてカスタマイズも可能です。
またMacintosh用exFATをサポートしたファイルシステムもあります。
exFATをサポートした組込み用SDXC対応ファイルシステム
トレンディは、次世代SDメモリカードの規格SDXCに採用された、ファイルシステムexFATをサポートした組込み用ファイルシステム
「TRENDY-exFilesystem」を開発し、販売を開始しました。
SDXC(SD eXtended Capacity)は、SDメモリーカードの規格のうち、記憶容量が最大2TB(テラバイト)に拡張された規格のことです。
2009年1月にSDアソシエーション(SDA)によって発表されました。
SDXCの下位規格であるSDHC(SD High Capacity)は、ファイルシステムにFAT32を採用しており、SDHCの記憶容量は最大32GB(ギガバイト)です。
SDXCは、ファイルシステムを変更してマイクロソフトのexFAT(Extended File Allocation Table)を採用し、最大2TBの大容量記録が可能になりました。2TB(=2048GB)という数字は、「SDHC 32GB」に比べると、約60倍の容量です。
また、データの読み書きに関する技術の向上により、データの転送(読み書き)速度は将来的に300MB/秒まで高速化される予定です。
なお、exFATはFAT32の拡張版に位置する規格であるため、SDXC対応の機器では、SDHCやSDメモリーカードを使用することができるようになっていますが、SDHCやSDメモリーカードにのみ対応した旧来の機器ではSDXCを扱うことはできません。
当「TRENDY-exFilesystem」は、互換性を重視したファイルシステムですので、デジカメ・ムービーカメラ・テレビ・家電などさまざまな機器に安心してご利用いただけます。また、SDXC用の開発ツールも同時に開発・販売しておりますので、これらのツールを一緒に使うことで開発期間の短縮や効率化を計ることが可能になり、互換性に優れた製品を開発できるようになります。
Macintosh用 exFATをサポートした組込み用SDXC対応ファイルシステム
主な機能
- MacFUSE向けのドライバ
- MacOS X(10.6以上で現時点でIntelのみ)対応
- ストレージデバイスとしてのファイルシステムドライバ (=他のストレージデバイスでも利用できる)
- アーキテクチャPowerPC向けの開発予定
- ビデオカメラ、デジタルカメラ向けのアプリケーションにも対応
exFAT File System for Macの動作環境
・カスタマイズも可能
SD製品